Hiroshi’s 3D diary

海外短波放送、3Dプリンターで作成したパズルの世界。記事中の時間はUTCです。

「放送命令」と「命令放送」

巷で話題の言葉だが、マスコミが使う「放送命令」は文字通りこういう内容の放送をせよと命令する意味合いから使っているのだろう。この意味での使い方は正しいかもしれないが、これをNHK国際放送は政府の「命令放送」と混同しているから話がややこしい。
来年度の予算要求をしたことからにわかに現実味を帯びてきた拉致被害者救出のための放送をやって欲しくないメディアからはこれぞとばかりに、命令されては報道の自由が侵されるなどと荒唐無稽に近いことを書きたてている。
今行なわれている「しおかぜ」の放送時間を仮に数倍拡充したところでこれがなぜ報道の自由を侵すのか、一度なりともしおかぜを聞いて欲しい。
予算が付き例えば八俣送信所が使えればどんなに勇気付けられることか。現に日本人がいまだに拉致され続けているにもかかわらず、日本のメディアは韓国、中国に同調し拉致の収束を図ろうとしている。