Hiroshi’s 3D diary

海外短波放送、3Dプリンターで作成したパズルの世界。記事中の時間はUTCです。

「しおかぜ」

特定失踪者問題調査会」の北朝鮮向け放送「しおかぜ」は毎日2回同じ番組が繰り返し放送されている。
送信所はR.Japanと同じ八俣からである。日本政府の放送が海外送信で、民間団体の放送が国内からという理由は以前にも書いたとおりである。

そんなこともあり、出てはならないよりによって北朝鮮のジャミングの出ている周波数へ出るという、常識では考えられないことを平気でやっている。それが分かっていながら周波数変更もしない。

やらないのはこうしたことだけではなくこの放送の目的である、拉致された人を取り戻すことすらやろうとしない。ただ放送で、最優先課題とお題目を言っているだけ。

たった二人のためには対策本部まで作ってテロには屈しないと言い、たった一人のパスポートを返納させる努力をするのに、意に反し今も囚われの身になっている人に対しては何の手出しもしない。
それどころか墓場まで持っていくこととして、総連本部の存続にお墨付きまで与えている。マスコミはもとより、日本政府も現状では手も足も出ない。いつまでも啓蒙活動ではなく、救出作戦に出るべきなのに、法の不備と解決を望まない勢力に阻まれている。

2月12日現在、「しおかぜ」のスケジュールは
1330-1430 6135kHz
1600-1700 5955kHz

同じく「ふるさとの風」日本語放送は
1330-1357 9950kHz 台湾送信
1430-1500 9960kHz パラオ送信
1600-1630 9975kHz パラオ送信

そしてまた拉致対策本部はこの2月14日と15日に石狩市で開催する演劇公演を短波で生中継する。
2月14日、土曜日 0700-0930 15740kHz 台湾送信
2月15日、日曜日 0400-0630 15740kHz 台湾送信