Hiroshi’s 3D diary

海外短波放送、3Dプリンターで作成したパズルの世界。記事中の時間はUTCです。

PLCアダプター

ノイズ発生器BL-PA100をいろいろ使用条件を変えてテストしたが、結論これは使用環境に大きく左右されると言うことだ。
一般家庭の標準的な単相3線式では、同じ回路同士でないとまず実用にならないと言うこと。
アダプターに付属している50センチ長さのACコードよりも長くすると速度が低下すること。
テレビをONにすると著しく速度が低下する。動画再生中では静止画になってしまう。
現状のモデム・ルーターもそれなりのノイズは出しているが、短波放送受信に差し支えるほどの状況ではない。むしろ現在のルーターなどの多くは電源が入っているだけでノイズを出している。それから見ればPLCアダプターはデータ転送のときしかノイズを出さない。その意味では優良児である。
しかしである、ルーターから離れればノイズの影響はない、転送中も然り、ところがPLCアダプターはネットにつなげてデータをダウンロードしている限り激しいノイズを出し続けている。しかも離れてもノイズは減らない。
それどころか電灯線がアンテナの役目をして広範囲にノイズを撒き散らしている、それが広範囲の周波数で出ているから厄介である。
パソコン並みのノイズと言われるが、パソコンを使いながらラジオを聴いても全くノイズの影響はない、やはりPLCアダプターはノイズ発生器に他ならない、電灯線は良質な電気エネルギーを送るもの、原点に立ち返り、目的外使用は止めてほしい